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園児死傷事故受け、散歩コース夏にかけ点検へ 大津市が方針説明

保育園長の臨時会議で、事故で亡くなった園児2人に黙とうする出席者(大津市役所)
保育園長の臨時会議で、事故で亡くなった園児2人に黙とうする出席者(大津市役所)

 大津市は15日、市内の民間保育園長を対象にした臨時会議を開き、園児死傷事故を受けて市が実施する各園の散歩コースの安全点検について説明した。参加者からは会議後「事故は人ごとではない」「市は安全対策を進めてほしい」などの声が聞かれた。

 認定こども園を含む保育施設の園長51人が出席し、冒頭、事故で亡くなった園児2人に黙とうした。

 散歩コースの安全点検は危険箇所の把握が目的で、公立幼稚園を含む全施設を対象に7月にかけて順次実施する。会議では警察官が立ち会って点検することなどを市の担当者が説明したほか、各園に連絡窓口となる職員「交通安全リーダー」を定めるよう要請した。

 出席した「よいこのもり保育園」の濱中道雄園長は「園によって環境や状況は異なる。それぞれに応じた対策になるように市は園と丁寧に協議しながら進めてほしい」と話した。

 また、越直美市長は同日の定例会見で、保育園児らが歩くルートについて地域から安全対策の要望があった場合、優先的に対応する方針を示した。小学校の通学路を住民が見守るスクールガード活動を例に挙げ、「保育園でも『キッズガード』と名付けて導入してはどうか。国に要望し、市でもモデル地域をつくりたい」と述べた。

【 2019年05月16日 12時35分 】

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