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330万円の見返りにトイレで職員に現金 京都の汚職で検察指摘

京都地裁
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 京都府精華町発注の下水道工事の入札を巡る汚職事件で、加重収賄などの罪に問われた精華町元職員北庄司篤被告(44)と、贈賄などの罪に問われた同町の建設会社「精東建設」経営の男(55)の初公判が20日、京都地裁(入子光臣裁判長)で開かれた。いずれも起訴内容を認めた。

 起訴状によると、北庄司被告は昨年10月、精華町内の下水道工事の一般競争入札で、最低制限価格の根拠となる非公開情報を携帯電話で経営の男に伝え、男は同年12月、見返りに、同町役場で現金10万円を北庄司被告に渡すなどしたとしている。

 検察側は冒頭陳述で、町の公共工事の入札手続きの担当だった北庄司被告は2016年5月以降、男の求めに応じて非公開の情報をもらしていたと指摘。男は工事を落札したことで、約330万の利益を得たとし、見返りとして町役場のトイレで北庄司被告に現金を手渡したと述べた。

【 2019年05月20日 19時04分 】

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