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京都府内の山地災害危険地区5千カ所、ネットで公開

京都府がGISで公開を始めた山地災害危険地区の地図情報。山崩れ、土石流、地すべりの恐れがある場所を表示する
京都府がGISで公開を始めた山地災害危険地区の地図情報。山崩れ、土石流、地すべりの恐れがある場所を表示する

 京都府はこのほど、府内約5千カ所の山地災害危険地区について、府・市町村共同統合型地図情報システム(GIS)で公開を始めた。従来は各振興局で紙の地図を用意しているだけだったが、府民がインターネットで手軽に閲覧できるように改善した。災害時の府民の自主的な避難などにつなげる。

 危険地区情報は、山腹崩壊危険地区2776カ所、崩壊土砂流出危険地区2270カ所、地すべり危険地区26カ所の計5072カ所。人家や病院、学校、道路などの公共施設に直接被害が及ぶ恐れがある山の斜面や渓流を図面や地質などに基づき判定した。情報は、府が治山ダムや落石防止工事などを行うため、1983年から把握してきた。

 GISの府の地図上にすべての危険地区を落とし込んだ。住所や公共施設名などの入力情報に応じて、指定地域一帯の地図を1万分の1~20万分の1のスケールで表示する。危険地区が近くにあればわかりやすく色分けして示す。

 昨年相次いだ豪雨などの災害では、自治体が避難指示を出しても実際に行動する府民が少なく、自主的に身を守る行動を取るようにする環境づくりが改めて求められていた。

 府森の保全推進課は「自宅近くの危険地区を日ごろから確認することで、防災意識の向上や災害時の適切な避難行動につなげてほしい」としている。

 近く府の防災情報サイト「きょうと危機管理WEB」などからの閲覧も可能にする。問い合わせは保全推進課075(414)5028。

【 2019年05月24日 09時25分 】

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