出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

空き家倒壊恐れ、通行人に危険も 市が解体公告、所有者所在不明

京都市が行政代執行による解体を公告した空き家(2019年2月撮影、東山区今熊野)=市提供
京都市が行政代執行による解体を公告した空き家(2019年2月撮影、東山区今熊野)=市提供

 京都市は11日、東山区今熊野にある空き家に対して、倒壊の恐れがあるとして、1カ月後の期限までに所有者が解体しない場合、行政代執行で取り壊すと公告した。空き家対策特別措置法に基づき市が行政代執行で解体すれば、市内で3例目となる。

 公告した建物は、1975年築の木造2階建てで、延べ約32平方メートル。柱が腐り、外壁がはがれ落ちるなど損傷がひどく、昨年9月の台風21号で劣化が進んだ。市は倒壊すれば地域住民や通行人に危険が及ぶ可能性が高いとみている。

 市は2014年4月に市民からの通報で状況を把握。登記簿上の所有者の男性(70)は所在不明で、親族に連絡が取れたが解体する意向はないという。

 市は今年2月、条例に基づき解体を求める指導文書を送付し、4月には勧告したが、反応はなかった。7月11日までに所有者が対応しない場合、解体する。

 市が市民からの通報に基づき18年度末までに把握した管理不全状態の空き家は2188軒。このうち1100軒が未解決という。

【 2019年06月11日 19時50分 】

ニュース写真

  • 京都市が行政代執行による解体を公告した空き家(2019年2月撮影、東山区今熊野)=市提供
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

    地域の政治・社会ニュース

    全国の政治・社会ニュース