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大津の園児死傷事故、保護者が裁判参加へ 右折車の女性が被告

事故現場の献花台に置かれた花束。亡くなった園児へのメッセージを添えられていた(8日、大津市大萱6丁目)
事故現場の献花台に置かれた花束。亡くなった園児へのメッセージを添えられていた(8日、大津市大萱6丁目)

 大津市で保育園児らの列に車が突っ込み16人が死傷した事故で、被害園児の保護者が、被害者参加制度を利用し、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で起訴された女性(52)の公判に参加する意向を固めた。保護者の代理人弁護士が13日に明らかにした。

 代理人弁護士によると、事故で重軽傷を負った複数の園児の保護者が、大津地検に被害者参加の申し入れをしている。

 保護者らは地検から事故状況の説明を受けており、一部の保護者は希望した上で、園児列に突っ込んだ軽乗用車のドライブレコーダーの映像を確認した。事故の一部始終が映っており、「保護者は言葉も出ない状態だった」(代理人弁護士)という。

 被害者9人の保護者らから依頼を受けている「大津市交通事故被害弁護団」は13日、軽乗用車の運転手の処分について被害者心情への配慮を求める文書を地検に提出した。

 事故は5月8日午前10時15分ごろに発生。右折中の乗用車と直進の軽乗用車が衝突し、はずみで軽乗用車が、歩道で信号待ちをしていた散歩中の園児と保育士の列に突っ込んだ。男児と女児が死亡、多数がけがをした。地検は乗用車の女性を過失致死傷罪で起訴。滋賀県警は軽乗用車の女性を書類送検した。

【 2019年06月13日 21時30分 】

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