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近鉄けいはんな線「新祝園まで延伸を」 京都・精華町議会が決議

近鉄けいはんな線で「中長期的に望まれる」とされたルート
近鉄けいはんな線で「中長期的に望まれる」とされたルート

 京都府精華町議会は24日、近鉄けいはんな線を延伸し、新祝園駅に接続することを求める決議を全会一致で可決した。近畿地方交通審議会で「中長期的に望まれる路線」と答申されて15年が経過する中、同町周辺への企業立地が相次ぎ、早期の延伸実現が欠かせないと判断した。同線を巡っては、近鉄高の原駅(奈良市)を通るルートも答申で併記されているため、町を挙げた要望活動を展開し、「新祝園ルート」の存在感を示す考えだ。

 けいはんな線は、長田駅(大阪府東大阪市)と生駒駅(奈良県生駒市)、学研奈良登美ケ丘駅(奈良市)を結ぶ約19キロ。2004年の答申では、中長期的に望まれる路線として、登美ケ丘から新祝園と高の原へ延伸する2ルートが示された。

 決議では、最寄り駅から学研都市中心部への移動はバスかタクシーに頼らざるを得ないとし、「今後増加する輸送需要に対応できない状況が見込まれる」と指摘。交流人口の拡大を目指す上でもアクセス向上は欠かせないとし、町長に積極的な取り組みを求めた。

 延伸構想は答申以来動きがなく、町役場内には「高の原と新祝園の両方に延伸するのは難しいだろう」との声もある。提案した町議らは「奈良市も積極的に延伸をPRしている。精華町は、議会もそろって国などへの要望活動に取り組みたい」としている。

【 2019年06月25日 13時53分 】

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