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湖東病院事件 再審も「チューブ外し心停止」主張へ 地検

大津地裁
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 滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年、入院中の男性患者の人工呼吸器を外して死亡させたとして殺人罪で服役後、3月に再審開始が確定した元看護助手西山美香さん(39)の再審公判で、大津地検が男性の死因を確定判決と同じく「西山さんが故意に人工呼吸器のチューブを外したことで生じた低酸素状態による心停止」として立証する方針であることが26日、弁護団関係者への取材で分かった。

 弁護団関係者によると、地検が同日、有罪立証方針を書面で大津地裁に再提出した。「チューブ外しによる心停止」という死因は、西山さんに懲役12年の判決を言い渡した確定判決と同じ。書面は、再審請求審で疑義が呈された自白の信用性については触れていないという。

 地検は、12日の三者協議で有罪立証方針を具体的に示さず、地裁から26日までに再度提出するよう求められていた。京都新聞社の取材に、地検は「非公開の打ち合わせに関することなので答えられない」とコメントした。

 再審請求審では、弁護側が「致死性不整脈で自然死した疑い」とした医師の意見書を提出し、再審開始の決め手の一つとなった。この意見書は、再審公判でも証拠採用される可能性が高い。

【 2019年06月27日 07時00分 】

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