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作品舞台の京滋各地で追悼 事件現場にも献花台 京アニ放火

ファンの感謝や励ましのメッセージで埋まった旧豊郷小の黒板(滋賀県豊郷町石畑)
ファンの感謝や励ましのメッセージで埋まった旧豊郷小の黒板(滋賀県豊郷町石畑)

 京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件で、現場や、作品にゆかりの深い京都や滋賀の地には20日、週末ということもあり多くのファンが訪れた。

 現場となったスタジオ近くではこの日、献花と焼香ができる台が設置され、長い列ができた。名古屋市から来た専門学校生の男性(19)は「努力したアニメーターの人が、なぜ1人の行いでこんなことに…」と絶句した。40代の姉の安否が分からないという兵庫県加古川市の女性は「姉は京アニの立ち上げ当初からいて、アニメを作り続けてきた。大人になってからはたまに話す程度だったけれど、とても大切な存在」と涙をぬぐいながらスタジオを見つめ続けた。

 京アニ作品「響け!ユーフォニアム」の舞台となった京都府宇治市の大吉山展望台にはファンが続々と「追悼巡礼」に登った。栗東市の会社員(26)は自宅から約35キロの道のりを自転車で駆けつけた。人間関係をリアルに描く作品に「元気をもらってきた」といい、「友達を亡くしたような気持ち」と悔やんだ。

 アニメ「けいおん!」の舞台とされる滋賀県豊郷町の旧豊郷小。校舎内の黒板は「頑張れ京アニ」「日本の誇りです」「京アニの回復をいつまでも待ってます」と感謝や激励の言葉で埋め尽くされた。自由に書き込めるノートには米国やフィンランドから来たファンも言葉を寄せた。滋賀県長浜市の会社員(20)は「日本の宝が失われてしまった。とても悔しい。いつか立ち直ってもらい、また京アニの作品を見せてほしい」と沈痛な表情だった。

【 2019年07月21日 07時00分 】

ニュース写真

  • ファンの感謝や励ましのメッセージで埋まった旧豊郷小の黒板(滋賀県豊郷町石畑)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

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