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京アニ「防火、防災に熱心な事業所」 京都市消防局が表彰も

京都アニメーションの放火殺人事件に関して京都市消防局から説明を受け、質問する市議ら(中京区・市役所)
京都アニメーションの放火殺人事件に関して京都市消防局から説明を受け、質問する市議ら(中京区・市役所)

 22日開かれた京都市議会の委員会で、市消防局が「京都アニメーション」第1スタジオ(伏見区)の放火殺人事件の対応について説明した。同スタジオは消火活動や避難方法を確認する訓練に従業員のほぼ全員が参加しており、同局が2014年度に表彰していた経過を報告し、原因を究明して今後の対策に生かす方針を示した。

 同局は毎年、3月7日の消防記念日に合わせて、防火活動に取り組む事業所や個人などを表彰している。受賞には消防法令上の違反がないことが前提となっている。同スタジオは14年度に伏見署長表彰を受けた13の事業所・個人の一つ。訓練に従業員の大半が参加している点が評価され、直近にあった昨年11月の訓練でも9割に当たる70人が参加したという。

 突然の火の手と煙から逃れられず多くの死傷者を出した惨事を振り返り、同局幹部は「防火、防災に熱心な事業所がこういうことになってしまった。要因を克明に調べたい」と話した。

 一方、委員会では今回の放火事件を巡る門川大作市長の不適切発言について、市議から「猛省を促したい」などと苦言が相次いだ。「職員の士気が下がっていないか」と指摘を受け、山内博貴消防局長は「職員とコミュニケーションを図り、踏ん張っていきたい」と述べた。

【 2019年07月22日 22時28分 】

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