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安否不明・負傷者の大半が20~30代 京アニ放火殺人

放火で死傷者が出た京都アニメーション第1スタジオ近くに置かれた花束と「けいおん!」のキーホルダー(19日午前8時45分、京都市伏見区)
放火で死傷者が出た京都アニメーション第1スタジオ近くに置かれた花束と「けいおん!」のキーホルダー(19日午前8時45分、京都市伏見区)

 京都市伏見区桃山町因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション」第1スタジオが18日に放火され、男女68人が死傷した事件で、会社や家族と連絡が取れず現在も安否の分からない34人の年齢は20~60代とみられることが23日、捜査関係者への取材で分かった。特に20~30代の若い世代が26人と安否不明者の大半を占め、負傷者34人の7割超も20~30代という。

 捜査関係者によると、安否不明者のうち15人が20代、11人が30代という。残る8人は40~60代とみられる。京都府警捜査本部は、DNA型鑑定を行うなどして犠牲者の一部についてはすでに身元を特定しているが、事件発生から5日が過ぎた23日正午現在も公表に至っていない。

 事件は18日午前10時ごろに発生した。殺人や現住建造物等放火などの容疑で逮捕状の出ている青葉真司容疑者(41)が、第1スタジオに侵入し、1階フロアのらせん階段付近にガソリンをまき、火を付けたとされる。この放火で男女34人が死亡した。身元特定が困難な状況で、府警は、遺族からDNAサンプルの提供を受けるなどして、現在も身元の確認作業を進めている。捜査幹部は「遺族の元に一日も早く帰してあげたいが、時間がかかっている。遺族感情に配慮しながら、丁寧に進めたい」としている。

【 2019年07月23日 15時00分 】

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