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京アニへの折り鶴5万羽を超える 「響け!」聖地で協力呼び掛け

5万羽以上集まった折り鶴をつなぎ合わせる「NPO法人「まちづくりねっと・うじ」の会員たち(5日午後2時15分、宇治市宇治)
5万羽以上集まった折り鶴をつなぎ合わせる「NPO法人「まちづくりねっと・うじ」の会員たち(5日午後2時15分、宇治市宇治)

 「想像以上の多さで、京アニさんの存在の大きさにあらためて気付いた」。京都市伏見区の「京都アニメーション」(京アニ)第1スタジオの放火殺人事件を受け、宇治市のNPO法人「まちづくりねっと・うじ」が、京阪宇治駅(同市宇治)で協力を呼び掛けていた折り鶴が5万羽以上になった。国籍や老若男女を問わず、一人一人の思いが大きな形となって集まり、会員たちは8日にも現場近くの献花台に持参する。

 同法人は7月22日から8月4日まで、宇治が舞台のアニメ「響け!ユーフォニアム」にも登場する同駅の構内に、千羽鶴を折るコーナーを設けた。

 「『響け!|』に登場する風景は輝いて見え、あらためて宇治の魅力を感じさせてくれた。事件を受け、何かしたいと思う人が多かった」と、同法人代表の日野真代さん(52)。報道や口コミで支援は広がり、期間中に延べ2500人以上が訪れ、外国人の姿も目立ったという。

 全国からも、折り鶴が手紙と一緒に届いた。酷暑続きの中、会員だけでなく、約300人のボランティアが手伝った。事件へのショック、社会情勢への不安…。さまざまな思いを吐露し、共有する場にもなったという。

 日野さんは「作品を見て生きる勇気や元気が湧いた人は多い。京アニさんは、みんなの希望」と実感を込め、言葉を続ける。「一人一人の思いや行動が届けばうれしい。これからも支援を続けたい」

【 2019年08月06日 10時52分 】

ニュース写真

  • 5万羽以上集まった折り鶴をつなぎ合わせる「NPO法人「まちづくりねっと・うじ」の会員たち(5日午後2時15分、宇治市宇治)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

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