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「京上菓子」京都の伝統食品に指定 「京つけもの」に次ぎ2例目

新たに「京もの伝統食品」に指定された京上菓子。干菓子(右)と生菓子が並ぶ=京都市上京区・府庁
新たに「京もの伝統食品」に指定された京上菓子。干菓子(右)と生菓子が並ぶ=京都市上京区・府庁

 京都府は9日、伝統的な技術を用い、文化を支える「京もの伝統食品」として、新たに「京上菓子(きょうじょうがし)」を指定した。京菓子協同組合(木ノ下善正理事長)が、京都の王朝文化や茶道文化を基に成立した菓子の素材や製法を定義付け、府が新ブランドとして認めた。

 京上菓子は「干菓子」と「生菓子」に分かれる。干菓子は落雁(らくがん)や和三盆など5種類、全て手作業で製造し、木型も手彫りといった基準を定めた。生菓子も原則、丹波産大納言小豆を使用し、最終成形が手作業などと定義した。お供えや伝統行事向け、茶席菓子用など用途も規定した。

 今後、ブランド使用を望む同組合加盟店が申請すれば、同組合が工程などを確認し、認定する。実際に京上菓子として店頭に登場するのは、早くても来年初めとなる見通し。

 京都市上京区の府庁で西脇隆俊知事から指定証を授与された木ノ下理事長は「申請から2年かかった。京都で製造されるさまざまな『京菓子』の中心にあるのが京上菓子だと知ってもらい、伝統をつないでいきたい」と話していた。

 京もの伝統食品の指定は2007年の「京つけもの」以来で二つ目となる。

【 2019年09月09日 22時25分 】

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