出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

「あおり」一般ドライバー8割超 自己顕示欲強い傾向、短気も

ドライバーにあおり運転防止を呼び掛けるリーフレット(大津市・名神高速道路上り線草津パーキングエリア)
ドライバーにあおり運転防止を呼び掛けるリーフレット(大津市・名神高速道路上り線草津パーキングエリア)

 悪質なあおり運転が問題となる中、滋賀県警が2017年以降、車間距離を極端に詰めたとして、道交法違反(車間距離不保持)で摘発した車のうち、80%以上は一般ドライバーが運転することが多い乗用車だったことが、県警への取材で分かった。県警は「あおり運転が重大事故につながれば、重い刑罰に問われることがある。かっとなっても、深呼吸して冷静さを取り戻して」と呼び掛ける。

 県警によると、17年1月~19年7月末、同違反で336件を摘発した。うち86・6%の291件が普通乗用車か軽乗用車で、普通貨物車や二輪車は少なく、大型トラックなどの大型車はゼロだった。9割以上が高速道路での違反という。

 県警交通企画課によると、あおり運転をするドライバーは「性能のいい車」や「自分の運転技術」などを顕示したいといった心理が働きがちで、短気な傾向がある。進路に割り込まれたり、速度が遅い車がいた時に、危険な運転をすることが多いという。

 あおり運転で他者に危害が及べば、危険運転致死傷罪や傷害罪などに問われることもある。同課は「故意に衝突すれば、殺人や殺人未遂などの容疑も視野に捜査することになる」と警鐘を鳴らす。

 また、あおり運転をされた場合の対応について、同課は「速度を上げて逃げると、カーチェイス状態になる。道路上に車を止めるのも危険」とし、サービスエリアや高速バス停、退避帯などに逃げて110番するよう呼び掛ける。停車後はドアを内側からロックし、相手ドライバーに応対しないことが肝心という。

 県警は、あおり運転に関する啓発を続けているほか、ヘリコプターを使った上空からの取り締まりも実施している。

【 2019年09月12日 10時30分 】

ニュース写真

  • ドライバーにあおり運転防止を呼び掛けるリーフレット(大津市・名神高速道路上り線草津パーキングエリア)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

    地域の政治・社会ニュース

    全国の政治・社会ニュース