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料理の「七本槍」目指す 滋賀・長浜でプロジェクト

湖国の食文化を発信しようと結集した徳山さん(中央)ら「7Spears」のメンバー=滋賀県長浜市西浅井町・「ロテル・デュ・ラク」
湖国の食文化を発信しようと結集した徳山さん(中央)ら「7Spears」のメンバー=滋賀県長浜市西浅井町・「ロテル・デュ・ラク」

 滋賀県長浜市内の料理人7人が料理のジャンルを超えて結集し、湖国の食文化を世界に発信するプロジェクト「7Spears(セブンスピアーズ、七本槍(やり))」の発表会見が23日、同市西浅井町のホテルであった。農家や漁師ら生産者とタッグを組んで訪日客に湖国の食を売り込んでいく。

 市北部の余呉湖近くで日本料理店「徳山鮓(とくやますし)」を営み、フナやサバのなれずしなど日本古来の発酵食品の第一人者とされる徳山浩明さん(56)=同市余呉町=が「美しい自然に育まれた湖魚や山菜、近江米、野菜など食材の宝庫としての滋賀をアピールする新たな料理を作りたい」と発案。中国、フランス、イタリア各料理や、洋菓子、すしの店舗でオーナーシェフや料理長を務める若手に声を掛けた。名称は、豊臣秀吉の部下で、賤ケ岳合戦で活躍した「七本槍(やり)」にちなんで付けた。

 この日は「決起集会」を行い、ビワマスやアユ、クルミ、ふなずしなど地元の食材を使った料理を各店の常連客ら約30人に提供した。フランス料理を手掛けた北山英樹さん(39)=同市西浅井町=は「生産者やお客さんと接して見聞を広げ、地域活性化に貢献したい」と話した。

 今後、月1回の割合で情報交換会を行うほか、県内の農家や漁師らの下に出向いて料理法などを研究する会合を開く。国内や海外の旅行会社に湖国料理を売り込む商談も進めるという。

【 2017年05月23日 22時30分 】

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