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セコイア並木のセコイヤチョコ大反響 滋賀、ご当地限定1年

発売から1周年を迎えた「セコイヤチョコレート」の高島限定バージョン。手軽なおみやげとして観光客に人気だ(高島市・マキノピックランド)
発売から1周年を迎えた「セコイヤチョコレート」の高島限定バージョン。手軽なおみやげとして観光客に人気だ(高島市・マキノピックランド)

 メタセコイアの並木道で知られるマキノ高原など、滋賀県高島市内だけで販売されているフルタ製菓(大阪市)の「セコイヤチョコレート」のご当地バージョンが発売1周年を迎えた。手軽な土産品として定着し、売り上げは1550万円を突破、一部は同市に寄付され、並木の保全や観光振興に役立てられている。市は「“セコイア”つながりの耳なじみの良さが受けたのでは。これほどの反響は予想外」と喜ぶ。

 セコイヤチョコレートは、木の幹を模して細長いウエハースをチョコで包んだ同社の定番商品。「マキノ高原限定パッケージ」は10本入り(500円)と27本入り(1500円)の2種類で、外箱には四季折々のセコイア並木の写真とともに「メタセコイア並木へ行ってきました」のコピーが躍る。

 市と同社がセコイアを縁に包括連携協定を結んだ昨年10月、同高原周辺の3店舗で販売を開始。観光シーズンだったこともあり、週末には入荷間もなく売り切れるほどの人気に。マキノピックランドは「そこそこ売れるとは思っていたが、これほどとは。まとめ買いしていくお客さんも多い」と話す。

 現在は道の駅やホテルなど16カ所で販売され、計2万6676箱1556万4千円を売り上げた。販売額の3%は市に寄付する取り決めで、総額は46万6千円にのぼる。並木保全に取り組むボランティア団体への補助やイベント運営費などに充てられる。

 市は「寄付は年間5万円程度と見込んでいた」と驚き、「観光客の力を観光資源の保全と結び付ける仕組みをつくることができた」と手応えを話す。フルタ製菓は近くパッケージのリニューアルを予定しており「長く愛される商品を目指したい」としている。

【 2017年10月20日 12時27分 】

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