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メガソーラー建設、住民に事前説明を 滋賀県が初対策

 滋賀県は、山林を切り開いて大規模太陽光発電施設(メガソーラー)を建設する事業者が周辺住民に事前説明を行うよう開発許可の基準を改正する。景観悪化を防ぐため、目隠しになる森林の設置を義務付ける。県がメガソーラー対策を取るのは初めて。

 メガソーラー建設で県に申請があった山林開発は2014年度から昨年度までは年間2、3件だったが、本年度は予定を含めて5件と増えた。高島市では県内最大規模のメガソーラー建設計画に対し、景観悪化の懸念などから反対運動が起きている。

 県は山林開発許可の審査基準を年内に改正する。メガソーラーを含めて事業計画を地域住民に事前説明し、生活に悪影響を与えないよう求める。施設周辺に目隠しの森林を残すか、人工林を設置することを許可の条件にする。森林の開発は極力避け、面積を小さくすることも掲げた。

 基準改正以外にも、完成後のメガソーラーをパトロールして、防災対策を取っているかなどを確認する。県森林保全課は「景観悪化など住民の不安を少しでも減らすことにつながれば」としている。

【 2017年12月19日 08時26分 】

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