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分析力持ち味、一丸で初勝利狙う 膳所、40年ぶり出場

ガッツポーズで気合を入れる膳所ナイン(膳所高第2グラウンド)
ガッツポーズで気合を入れる膳所ナイン(膳所高第2グラウンド)

 21世紀枠の膳所は、1978年夏以来、40年ぶりとなる甲子園切符をつかんだ。公立の進学校で厳しい練習環境ながら、データに基づく効率的な野球が持ち味。川上昌道校長から選出を聞き、選手たちは喜びをかみしめた。石川唯斗主将は「派手さはなくても、しっかりと考える野球をしたい」と気持ちを高めた。

 投手陣は思い切りの良い速球が持ち味の手塚晧己と、制球の良い長野友樹の両右腕が軸。手塚は昨秋県大会の近江戦を9回3失点で投げきり、自信をつけた。「テンポを大事にしながら、制球をもっと改善したい」と見据える。

 打線は長打力には欠けるものの、粘り強くつなぎの打撃に徹する。4番の川村いつきは9四死球と高い出塁率を残し、5番今井竜大が10打点と奮起して得点につなげた。川村は「チャンスをつくって後ろにつなげたい」と意気込む。

 昨春から野球経験のない部員2人が分析を担当し、対戦相手の打球方向の傾向などをデータ化。分析を基に野手がポジションを変え、守備の強化につなげている。遊撃手の渡辺大夢は「分析がとても役立っている。アウトが取りやすくなった」と語る。

 11回大会(1934年)をはじめ、春3度、夏2度の甲子園出場を誇る湖国の古豪。先輩たちが大舞台で成し遂げられなかった「甲子園勝利」が最初の目標になる。

■膳所

 1898年、膳所藩校の跡地に滋賀県第二尋常中学校として開校し、1956年から現在の校名となった。普通科と理数科がある。開校と同時に創部された野球部は春の甲子園に3度、夏は2度出場した。生徒数1321人。大津市膳所2丁目。

【 2018年01月27日 09時10分 】

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