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「安土八幡市」改名も選択肢 滋賀・市長選当選の小西氏

晴れ晴れとした表情で抱負を語る小西さん(近江八幡市武佐町)
晴れ晴れとした表情で抱負を語る小西さん(近江八幡市武佐町)

 滋賀県近江八幡市長選の投開票から一夜明けた16日、初当選を果たした小西理氏(59)は市役所で当選証書を受け取った。選挙で公約した市役所新庁舎建設工事の中止について、市長就任後ただちに工事契約解除の手続きを開始するほか、工事契約の経緯などを調査する考えを示した。

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 小西氏は有権者から圧倒的な支持を得て、市政の刷新に向けた意気込みを語った。

 -大勝の要因は。

 大きな庁舎の負担をさせられる若い世代が政治に関心を持ち、選挙に行ってくれた。与党への逆風の影響はあるにせよ、冨士谷さんへの批判票や「長すぎる」との声が保守層にもあった。政治は変わるとの期待に応えたい。重責を感じる。

 -公約に掲げた市役所新庁舎建設工事の中止、業者との契約解除の見通しは。

 初登庁日の25日か翌日にも契約書に基づき、契約解除の手続きを始めたい。一日も早く工事を止める。現在の本庁舎と安土支所を耐震補強し、資材費が安くなる東京五輪後にコンパクトな庁舎を建てる。また、違約金の交渉と1社99・7%入札の疑惑解明に向けた調査を同時に進める。妥協や公約を曲げることはない。

 -少数与党の船出だ。

 意図をストレートにぶつけ、納得してもらうよう説得する。議員も地域の代表なので理解してもらえると信じる。有権者の2万1000票は重く、党利党略で動いてほしくない。公約の市長給与を30%削減する議案は速やかに議会に出す。

 -公約に掲げた安土地域の不公平感の是正策は。

 決めつけをせず、民意をまとめるモデルにしたい。近江八幡市と安土町は対等合併したのであり、市の観光や未来を考えた時に「安土八幡市」への名称変更も有力な選択肢の一つ。市民が望むのであれば取り組みたい。

【 2018年04月16日 22時50分 】

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