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善光寺混乱、前貫主に収束要求 天台宗宗議会が決議

 天台宗(総本山・延暦寺、大津市)の僧侶議会、宗議会は17日、長野市の善光寺大勧進の混乱について、同宗の方針に従い事態を早期に収束させるよう、前貫主の小松玄澄氏に強く求める内容の決議を採択した。

 同宗の説明では、貫主だった小松氏はセクハラ問題などを指摘されて善光寺が混乱。昨年12月、同宗役員らが同席する中、今年3月31日付で貫主を退く内容の辞任願いに小松氏自ら署名押印した。しかし、小松氏はその後に辞意を撤回し、長野地裁に地位確認などを求めた。同宗は当初の方針通り解任辞令を送付。5月1日には大勧進副住職だった滝口宥誠氏が後任の貫主に就いた。

 決議文は、善光寺大勧進と小松氏の対立は「善光寺如来のご威光をおとしめ、信仰に水を差す行為」と指摘。小松氏については「混乱を長引かせる言動は容認しがたい」とした。また、同宗の事務方トップ杜多道雄宗務総長は問題の経緯を説明する中で「一方的な主張を展開し、全面対決の姿勢を示すなど、事態を悪化させる行動にあぜんとするばかりだ」と話した。

【 2018年05月18日 08時53分 】

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