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世界の宗教者、宗派超え平和祈る 大津・延暦寺

世界の平和を祈り、黙祷する参列者たち(4日午後3時30分、大津市坂本本町・延暦寺)
世界の平和を祈り、黙祷する参列者たち(4日午後3時30分、大津市坂本本町・延暦寺)

 国内外の宗教者が宗派や教義などを超えて世の中の安寧を願う「世界平和祈りの集い」が4日、大津市の延暦寺であった。仏教や神道、キリスト教、イスラム教などから約900人が参列し、平和への思いと不戦の誓いを新たにした。

 式典は、根本中堂近くの「祈りの広場」で開かれ、子どもたちが折り鶴を地球に見立てた球体に奉納した。森川宏映天台座主が平和祈願文を朗読し、「経済的な豊かさの価値観を優先するあまりに倫理観が崩壊している。取り戻すべきは一隅を照らす精神だと信じる。一日も早い平和実現のために祈り、一層努力する」と読み上げた。

 その後、各界の宗教指導者らが登壇し、「平和の鐘」が打ち鳴らされる中、他の参列者らと一緒に黙祷(もくとう)をささげた。

 同集いは、1987年に世界の宗教指導者らが集まって開かれた「比叡山宗教サミット」の精神を継承しようと毎年開催されている。

【 2018年08月04日 23時04分 】

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