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「関西最恐」お化け屋敷、今年で終了 滋賀、人手不足で

日野中美術部の生徒たちが手掛けたセットの一部。不気味な雰囲気の絵が怖さをかき立てそう(日野町松尾・わたむきホール虹)
日野中美術部の生徒たちが手掛けたセットの一部。不気味な雰囲気の絵が怖さをかき立てそう(日野町松尾・わたむきホール虹)

 滋賀県日野町松尾のわたむきホール虹で職員らが手作りし、地元の夏の風物詩になってきた「わたむきお化け屋敷」が人手不足などのため10回目の今季で幕を閉じる。スタッフらは最終回となる11、12両日の開催を前に「最後は思い切りスリルを味わってほしい」と気合を入れている。

 お化け屋敷は、同ホール職員の向井美和さん(47)、森章さん(59)と辻大樹さん(45)、中西巧実さん(27)が企画から設営までを担う。「子どもたちが楽しめるイベントをやろう」と2009年からスタート。「関西最恐」をうたい文句に開催し、毎年、2日間で約1500~1700人が来場するなど人気を集めてきた。

 4人は普段、同ホールの舞台演出を担当している。森さんは照明、辻さんは音響…。それぞれの得意分野を生かした手作りの仕掛けが「怖さ」を生み出している。ギブアップする子どもも多いという。

 お化け屋敷の人気が高まる一方で、人手不足が深刻化。高齢化で町内の若者が減少し、お化け役が足りなくなったため、10年目を区切りに終了を決めた。向井さんは「怖がりながらも楽しんでくれた人たちのおかげで続けられた。日野町に多くの人が来てくれてよかった」と話す。

 集大成の今年は和洋どちらも楽しめる約5分間のコースで、お化けやゾンビが会場のあちこちから登場する。日野中の美術部が手掛けた大道具もある。

 正午~午後7時。入場整理券を両日とも、午前11時半から配布する。小学生以上300円。同ホール0748(53)3233。

【 2018年08月10日 09時21分 】

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