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通学路、住宅街でも速度取り締まり 近畿初、滋賀県警が新装置

可搬式オービスでスピード違反が取り締まれるようになる通学路(大津市内)
可搬式オービスでスピード違反が取り締まれるようになる通学路(大津市内)

 通学路や住宅街などの狭い道でもスピード違反を取り締まれる新装置を、滋賀県警が9月下旬から導入する。近畿地方では初めてで、これまで事実上放置されてきた生活道路での危険な走行を摘発し、住民の安全を守る。

 導入されるのは、「可搬式速度違反自動取り締まり装置(可搬式オービス)」と呼ばれる装置。これまでの速度取り締まりは、車の速度を計測してすぐに警察官が停止させる方法で、違反車両を停めるスペースがなければ取り締まりができなかった。このため、生活道路や住宅街でのスピード違反は、ほぼ見過ごさざるを得なかった。

 しかし、可搬式オービスは、背丈ほどの高さで、少しの路肩幅があれば設置でき、県内どこでも「ゲリラ的」に取り締まりを実施できる。また、従来の速度取り締まりは、警察官4~5人で行っていたが、可搬式オービスは2人で使うことができる。違反車両のナンバーや運転手を撮影し、後日、県警が運転手に違反について連絡するという。

 県警は、可搬式オービス1台を1080万円で購入し、9月下旬から県内全域で活用し始める。特に、小中高の通学路やゾーン30エリア、抜け道になっている旧道などで取り締まりを行う予定で、住民の要望が多い場所でも実施する。

 県警交通指導課は「生活道路でドライバーに緊張感を持って運転してもらい、事故防止につなげたい」としている。

【 2018年08月16日 09時42分 】

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