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生ごみ堆肥で秋採りメロン、地域の名産に 滋賀・甲賀

水口テクノスが運営する直売所に並ぶ秋採りメロン(滋賀県甲賀市水口町水口)
水口テクノスが運営する直売所に並ぶ秋採りメロン(滋賀県甲賀市水口町水口)

 回収した生ごみを活用した農産物栽培に力を入れる滋賀県甲賀市水口町の廃棄物処理会社「水口テクノス」が、秋に実がなるメロンを初収穫し、「鹿深(かふか)メロン」の名で同社直売所(同町水口)で販売を始めた。秋採りメロンは県内で珍しいといい「守山や草津に次ぐ産地にしたい」と意気込む。

 同社は事業の多角化を目指し、2011年に県内外のホテルやスーパーから回収した生ごみを堆肥化して用いる野菜栽培に着手。現在は農地約1・2ヘクタールでメロン、イチゴ、トマトをハウス栽培する。1~5月営業のイチゴ観光農園が、毎年約1万6千人が訪れて人気の一方、ケチャップなどのトマト加工品の販売は低迷が続く。

 同社は打開策として、単価の高いメロンの生産量を増やすことにした。以前から栽培していた6月収穫の「タカミメロン」約1500株に加え、暑さに強く夏に育つ品種「レッドヒル」1500株を植えた。

 堆肥主体で低農薬にこだわる。温度や水の管理を徹底し、1玉1・8キロほどの大玉で糖度の高いメロンが実ったという。小玉悟史部長(49)は「秋採りメロンは県内でも珍しく、味も自信がある」と力を込める。

 1玉千円~1500円。直売所0748(63)5812。

【 2018年09月07日 18時00分 】

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