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琵琶湖バラバラ殺人被害者の男性 別の遺体切断容疑被告と交友

被害者の身元判明を受けて滋賀県警が改めて作成した情報提供を呼びかける報奨金のポスター
被害者の身元判明を受けて滋賀県警が改めて作成した情報提供を呼びかける報奨金のポスター

 2008年に近江八幡市などの琵琶湖岸で男性の切断遺体が見つかった「琵琶湖バラバラ殺人事件」で、滋賀県警捜査本部(近江八幡署)は30日、男性の身元は野洲市永原、職業不詳川本秀行さん=当時(39)=だった、と発表した。捜査関係者によると、川本さんは、草津市で今年8月に男性の切断遺体が見つかった事件で死体遺棄罪などで起訴された焼き肉店経営の被告の男(68)=守山市古高町=と知人同士といい、県警は被告が何らかの事情を知っているとみて、慎重に調べている。

 県警の説明では、遺体の身元は11月上旬、DNA鑑定などで判明した。親族への聞き取りなどから、約170センチの身長や顔の特徴も一致した。川本さんの最終生存確認は、運転免許を更新した07年11月。事件発覚以降の免許未更新者の中から所在不明者を探したところ、1、2年前に川本さんの存在が浮上した、という。

 捜査関係者らによると、川本さんと被告は草津市の建設現場で知り合い、事件前には同市の建設会社寮などで一緒に寝泊まりしていた。川本さんは、パチンコ店で得た現金を被告とやりとりしていたという。2人の間にトラブルがあったという情報もあり、県警は、2人を知る複数の人物から聴き取りを進めている。

 また、被告の自宅兼店舗からは、人の骨片が見つかったが、店舗の開店は琵琶湖事件発覚の2年後で、捜査関係者によると、骨片が川本さんの遺体の可能性は低いとみられる、という。

 琵琶湖事件は、08年5月17日、近江八幡市の琵琶湖岸で足首から先がない両脚が見つかった。その後、6月23日までに東近江市と大津市、草津市の琵琶湖岸で頭部、足首から下の左足、両手が見つかった。県警は、解決に結びつく情報に報奨金300万円を提供する制度を適用していた。

【 2018年12月01日 07時34分 】

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