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ひこにゃん「令和」掲げ、宮司は揮毫 滋賀県内で喜びの声

新元号のパネルを掲げるひこにゃん(滋賀県彦根市・四番町スクエア)
新元号のパネルを掲げるひこにゃん(滋賀県彦根市・四番町スクエア)

 新しい元号が発表された1日、滋賀県内でも早速、「令和(れいわ)」ブームに包まれた。近江神宮(大津市)では宮司が揮毫(きごう)した立て看板がお目見えし、彦根市の人気キャラクター・ひこにゃんは「令和」と書かれたパネルを披露して観光客を喜ばせた。

 天智天皇ゆかりの近江神宮。午前11時過ぎ、朱塗りの楼門前で揮毫の準備が始まった。何事か、と足を止める参拝者たち。約20人が元号発表の中継をスマートフォンで見て歓声を上げると、佐藤久忠宮司(84)はすぐに筆を取り、看板に貼り付けた紙に墨書した。慎重な筆運びで「令和」と大書し、日付も添えた。

 様子を見守った東京都調布市の高校2年の男性(16)は「令の字がかっこいい。引き締まった感じ」と目を輝かせた。佐藤宮司は「平成は自然災害が多く、人災もあった。今度の時代は静かに落ち着いた世の中になってほしい」と願いを込めた。

 彦根市の観光施設・四番町スクエアでは、元号発表から約1時間20分後の午後1時、ひこにゃんがステージに現れた。小さな額縁に入れた「令和」の文字をお披露目すると、約100人の家族連れやカップルは手を振ったり、写真を撮ったりしていた。

 名古屋市から訪れた歯科医の男性(30)と妻(26)は「6月に子どもを出産予定で、令和生まれになるのは感慨深い。偶然、ひこにゃんに新元号を披露してもらっていい記念になった」と笑顔を見せていた。

 行政は新元号へのシステム対応を本格化させた。大津市では情報システムの委託業者が、住民票の発行や転出入を管理するシステムに「令和」を入力。元号表記が「平成」からスムーズに移行するかテストした。

 市情報システム課の伊藤義樹課長(52)は「5月の改元に向けてミスがないように準備していく」と話した。

【 2019年04月01日 21時50分 】

ニュース写真

  • 新元号のパネルを掲げるひこにゃん(滋賀県彦根市・四番町スクエア)
  • 参拝者たちが見守る中、新元号を墨書きする佐藤宮司(1日午前11時43分、大津市神宮町・近江神宮)

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