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別の車のドラレコを押収、右折車の運転状況を分析 園児死亡事故

あふれるほどに供えられた花束やジュースと手を合わせる人々(11日午後4時9分、大津市大萱6丁目)
あふれるほどに供えられた花束やジュースと手を合わせる人々(11日午後4時9分、大津市大萱6丁目)

 大津市大萱6丁目で8日に車が保育園児らの列に突っ込み、園児2人が死亡、14人が重軽傷を負った事故で、大津署が列に突っ込んだ軽乗用車とは別の車のドライブレコーダーを押収していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。

 同署によると、事故現場を映した防犯カメラはなく、右折中に軽乗用車と衝突した乗用車にもドライブレコーダーはない。乗用車の女(52)=同市一里山3丁目、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で送検=は、「前をよく見ずに右折した」などと供述している。スマートフォンやオーディオ操作などは確認されておらず、同署は顔の向きなどの分析を進めるという。

 事故後、最初の週末を迎え、事故現場には献花する人が大勢訪れた。幼い命の犠牲に心を痛めた佛立寺(同市追分町)の住職小野山日住さん(66)と信者らが、祭壇を立てて約10分間読経した。

 夜には2012年の亀岡集団登校事故の遺族、中江美則さん(55)と龍生さん(35)らが現場を訪れ、花を供えて手を合わせた。龍生さんは、園児の列に突っんだ軽乗用車が右折車を避けようとしたとされることについて「僕も同じような立場になるかもしれない。どうすればいいのか…」と複雑な表情を浮かべた。

 事故は8日午前10時15分ごろに発生し、散歩中だった「レイモンド淡海保育園」の2歳の男児と女児が死亡し、2歳の男児が意識不明の重体になっている。他に園児10人と保育士3人が重軽傷を負った。

【 2019年05月11日 23時30分 】

ニュース写真

  • あふれるほどに供えられた花束やジュースと手を合わせる人々(11日午後4時9分、大津市大萱6丁目)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

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