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新年へすがすがしく 京都・知恩院で「御身拭式」

宗祖法然の木像にたまったほこりを丁寧にぬぐう僧侶たち(25日午後1時24分、京都市東山区・知恩院)
宗祖法然の木像にたまったほこりを丁寧にぬぐう僧侶たち(25日午後1時24分、京都市東山区・知恩院)

 新年を前に、浄土宗の宗祖・法然上人の木像のほこりを落とす「御身拭(おみぬぐい)式」が25日、京都市東山区の知恩院で行われた。集会(しゅうえ)堂に集まった修行僧や檀(だん)信徒、市民ら約800人が木魚を鳴らし、読経する中、僧侶がお香で清めた絹布で丁寧に像を拭き、今年の無事に感謝した。

 江戸時代から350年以上続く伝統行事。1年間のうちに、僧侶や参拝者の心に、知らず知らずのうちにたまった罪を除くという目的もある。

 午後1時、僧侶4人が黒光りする法然像を、堂内の宮殿(くうでん)から金色の輿(こし)に乗せて慎重に運び出した。マスクで口を覆った伊藤唯真門跡(85)らがゆっくりと像の前まで進み、真っ白な布を顔や体にそっとあてて拭いた。

 初めて参列した主婦御園生敏江さん(63)=広島県=は「新年を迎えるに当たり、すがすがしい気分になれました」と話していた。

【 2016年12月25日 22時00分 】

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