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清めた馬、全力疾走 京都・葵祭、上賀茂神社で「足汰式」

大勢の参拝者を前に、威勢良い掛け声とともに馬を走らせる乗尻たち(1日午後3時2分、京都市北区・上賀茂神社)
大勢の参拝者を前に、威勢良い掛け声とともに馬を走らせる乗尻たち(1日午後3時2分、京都市北区・上賀茂神社)

 葵祭の前儀として5日に行われる「賀茂競馬(くらべうま)」で走る馬の順番を決める「足汰(あしぞろえ)式」が1日、京都市北区の上賀茂神社であった。烏帽子(えぼし)に浄衣姿の「乗尻(のりじり)」と呼ばれる騎手が、さっそうと馬を走らせた。

 12人の乗尻たちは馬の足やむちなどを、境内の「ならの小川」で洗い清め、それぞれの馬にまたがった。約200メートルの馬場で、1頭ずつ走る「素駆(すがけ)」をした後、組み合わせを決め、本番同様に2頭が同時にスタートする「競馳(きょうち)」を行った。乗尻の「ハイ、ハアー」という掛け声とともに2頭の馬が全力疾走し、参拝者からは大きなどよめきが起こった。

 賀茂競馬は宮中で五穀豊穣(ほうじょう)を祈る行事として始まった。寛治7(1093)年に同神社に移され、現在まで続いている。

【 2017年05月01日 22時56分 】

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