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“鍋釜”かぶり女児練り歩く 滋賀・米原で奇祭

鍋や釜を模した冠を被り、行列の合間に一休みする女児ら(米原市朝妻筑摩)
鍋や釜を模した冠を被り、行列の合間に一休みする女児ら(米原市朝妻筑摩)

 日本三大奇祭の一つともされる鍋冠祭が3日、滋賀県米原市朝妻筑摩の筑摩神社周辺で営まれた。鍋と釜をかたどった冠をかぶった女児8人が、獅子や猿田彦らと約200人の行列をつくって琵琶湖岸沿いを練り歩いた。

 伊勢物語にも詠まれ、市の無形民俗文化財に指定されている春の大祭。食物をつかさどる御食津大神(みけつのおおかみ)を祭神とすることや、古代に朝廷に食料を納めた御厨(みくりや)が同地に置かれていたことなどにちなみ、供物を地域特産の土鍋に入れ、頭上にささげたのが由来と伝わる。

 数え年8歳になる朝妻筑摩の氏子の女児8人が、緋色(ひいろ)のはかまに、緑の狩衣(かりぎぬ)、頭に一閑(いっかん)張りの鍋や釜をかぶって御旅所から同神社まで約1キロを1時間かけて歩いた。奇祭を一目見ようとする観光客やアマチュアカメラマンでにぎわった。

【 2017年05月03日 22時50分 】

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