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鉾曳初め、そろりそろりと 京都・祇園祭

多くの市民や観光客が参加して行われた菊水鉾の曳初め(12日午後3時16分、京都市中京区室町通四条上ル)
多くの市民や観光客が参加して行われた菊水鉾の曳初め(12日午後3時16分、京都市中京区室町通四条上ル)

 祇園祭前(さき)祭の山鉾巡行(17日)を前に、組み上がった鉾を動かす「曳初(ひきぞ)め」が12日、京都市中心部の五つの鉾町で行われた。誰でも曳ける唯一の機会とあって多くの市民や観光客らが綱を手にした。

 菊水鉾(中京区室町通四条上ル)では、直前まで小雨が降っていたため、懸装品(けそうひん)に透明のカバーが掛けられた。午後3時すぎ、音頭取りが「エンヤラヤー」の掛け声を発し、数百人の参加者が綱を引くと、ゆったりとした囃子(はやし)に乗せて鉾がそろりそろりと動きだした。鉾は真木(しんぎ)を左右に揺らしながら室町通の錦小路-四条間を往復した。

 友人2人と参加した菓子店経営石田昌美さん(44)=中京区=は「毎年曳いています。これで厄を落として、また1年無事で過ごせそう」と笑顔で話した。

 この日は長刀、函谷、月、鶏の各鉾でも曳初めがあった。13日も四つの山鉾で行われる。

【 2017年07月12日 23時37分 】

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