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舟上から観月、気分は平安貴族 京都・大覚寺

幽玄に光る中秋の名月の下、水面をゆっくり進む屋形船(4日午後6時40分、京都市右京区・大覚寺大沢池)
幽玄に光る中秋の名月の下、水面をゆっくり進む屋形船(4日午後6時40分、京都市右京区・大覚寺大沢池)

 中秋の名月にあたる4日、京都市右京区の大覚寺で月を観賞する催し「観月の夕べ」が始まった。観光客たちは境内の大沢池に浮かべられた舟に乗り、秋夜にくっきりと映える月をめでた。

 大沢池は、平安期に嵯峨天皇が貴族や文人とともに月見をした名所とされる。催しは、同寺が中秋に合わせて毎年企画している。

 心地良い秋風の中、東の空に姿を現した月は幻想的な輝きを放った。池には竜や架空の鳥「鷁(げき)」をかたどった舟が浮かべられ、乗客は水面に揺れる月影を楽しんだ。茶席や僧侶による法会もあり、大勢でにぎわった。

 母親と訪れた大阪市のアルバイト植木彩菜さん(23)は「虫の声を聞きながら、ゆったりとした時間を過ごせた」と話していた。

 6日まで。午後5時~9時(受け付けは8時半まで)。拝観、乗船ともに有料。

【 2017年10月04日 23時20分 】

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