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二条城、外国人も分かりやすく 京都、プロがガイド

ツアーのリハーサルで外国人観光客らに二条城の見どころを紹介する市認定通訳ガイド(京都市中京区)
ツアーのリハーサルで外国人観光客らに二条城の見どころを紹介する市認定通訳ガイド(京都市中京区)

 京都市中京区の二条城で、専門ガイドが案内し、見どころを解説する公式ツアーがこのほど始まった。これまで音声ガイド機の貸し出しやパンフレットの配布で対応してきたが、増加する観光客に魅力をより知ってもらう狙い。プロによるガイドツアーは全国的にも珍しいという。

 二条城と市観光協会の共催。昨年に二条城を活用した観光振興を考える市の有識者会議で、多言語案内の充実を求める意見があり、専門ガイドのツアーに初めて本格的に取り組む。

 ツアーは日本語と英語で、それぞれ1日2回行う。二の丸御殿や本丸御殿、通常非公開の西門などを案内する。英語ツアーを担当するのが、市認定通訳ガイド(市ビジターズホスト)。報酬を得て通訳ガイドをするには国家資格が必要だが、国の特区制度によって市独自に認定できるようになったため育成してきた。

 30日にリハーサルがあり、日本語ツアーに9人、英語ツアーに5人が参加した。英語ツアーでは、ガイドが歴史的な背景も含めて見どころを紹介。英ロンドン市から訪れたコンサルタント業ポリー・セイスさん(30)は「たくさんの歴史を知ることができて興味がわいた。質問ができるので良いと思う」と喜んでいた。

 神社仏閣のガイドは現在、ボランティアが主流といい、主催者は「プロによるガイドツアーの文化を京都から広めたい」と話す。

 ツアーは日本語が午前11時と午後1時半から、英語は午前10時と午後零時半から。各回定員15人、約90分。日本語は当面の間1人千円、英語は2千円。問い合わせは元離宮二条城事務所075(841)0096。12月と来年1、7、8月の毎週火曜と年末年始は休み。

【 2017年11月03日 19時30分 】

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