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「庭に降り立った釈迦」表現も 京都・日蓮宗の3寺が特別展

ライトアップされた庭に浮かび上がる仏足石をイメージした作品(京都市上京区・妙顕寺)
ライトアップされた庭に浮かび上がる仏足石をイメージした作品(京都市上京区・妙顕寺)

 京都市上京区の妙顕寺、妙覚寺、本法寺の日蓮宗3カ寺がこの秋、初めて同時に特別展を開いている。同区出身で、アパレル会社を経営する菅真継さん(31)が地域を盛り上げようと企画、庭園の夜間ライトアップもそろって初開催している。3カ寺とも歩いて数分の距離で、菅さんは「三つ回ってもらって上京の新しい魅力を発見してもらえれば」と話す。

 菅さんは、生まれ育った上京を盛り上げたいと寺に企画を提案。寺側も、信徒以外の人にも訪れてほしいとの思いで快諾した。いずれの寺でも、ローリングストーンズの写真集デザインなどを手掛けた画家塩澤文男さん(62)=上京区=の作品を紹介する。

 妙顕寺では枯れ山水の庭に、特殊な石で長さ約2メートル50センチの「仏足石」を製作。夜間はライトアップの光を受けて青く浮かび上がる。庭に降り立った釈迦(しゃか)が本堂に向かって歩き出すところを表現したといい、塩澤さんは「波紋のように広がるイメージで製作した」と話す。

 妙覚寺では、釈迦と四天王を描いた仏画の公開製作を実施、来春に市内5寺に奉納予定の作品の製作風景を間近に見られる。

 本法寺では、干支(えと)をテーマに描いた作品の展示を行っている。

 ライトアップ、特別展ともに24日まで。有料。問い合わせは各寺へ。

【 2017年11月08日 13時00分 】

ニュース写真

  • ライトアップされた庭に浮かび上がる仏足石をイメージした作品(京都市上京区・妙顕寺)
  • 釈迦と四天王を描いた仏画の前で語る菅さん(左)と塩澤さん(京都市上京区・妙覚寺)
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