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現存最古4畳半の間公開 銀閣寺の国宝東求堂

東求堂にある現存最古の四畳半の間「同仁斎」を見学する参拝者(京都市左京区・銀閣寺)
東求堂にある現存最古の四畳半の間「同仁斎」を見学する参拝者(京都市左京区・銀閣寺)

 京都市左京区の銀閣寺(慈照寺)が、境内にある国宝建造物「東求(とうぐ)堂」を公開している。現存最古という四畳半の間「同仁斎(どうじんさい)」や、室町幕府の8代将軍足利義政の座像などが、参拝者を東山文化にいざなっている。

 東求堂は文明18(1486)年の建立。入り母屋造り、檜皮(ひわだ)ぶきで、義政の持仏堂だった。四つの部屋のうち、仏間には阿弥陀如来立像とヒノキの寄せ木造りの義政像があり、そこから銀閣(観音殿)や白砂を盛った「銀沙灘(ぎんしゃだん)」が見える。

 同仁斎には、付書院の中央に硯(すずり)箱と硯屏(けんびょう)が置かれ、巻物、筆、墨、水差し、印箱などが並べられている。中国画を鑑賞するための秘伝書「君台観左右帳記」に描かれた室町時代の座敷飾りを再現しているという。障子を少し開けると庭を描いた掛け軸のように見えるのも特徴だ。違い棚には天目茶碗などを並べた。

 30日まで。午前10時から午後3時半まで、計6回公開。1回20人。入山料と別に千円必要。

【 2017年11月10日 15時42分 】

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