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「歌うお坊さん」知恩院PR ライトアップ合わせ動画制作

「知恩院秋のライトアップ」をPRする動画で、歌う僧侶たち(「歌うお坊さん編」より)
「知恩院秋のライトアップ」をPRする動画で、歌う僧侶たち(「歌うお坊さん編」より)

 両手を広げ「会いに来て」と歌う青年僧や、煙の中から現れ浄土宗の宗祖法然について語り出すベテラン僧侶…。浄土宗総本山の知恩院(京都市東山区)がユニークな動画4本を制作し、実施中の「知恩院秋のライトアップ」をPRしている。歴史ある寺院のイメージにとらわれない動画で、若い世代の参拝を促す狙いだ。

 知恩院秋のライトアップは毎年11月上旬から約1カ月間行われる恒例行事。今年は12月3日まで三門(国宝)や庭園「友禅苑」を照らすほか、月曜を除き、毎晩法話を行っている。

 知恩院は、2012年3月に動画投稿サイト「ユーチューブ」に「知恩院公式チャンネル」を開設したが、当初に1本を公開して以降、更新していなかった。「寺離れ」と言われる中で幅広い世代にライトアップに訪れてもらおうと、新たに動画を4本作成し、発信することにした。

 「会議風景編」では、僧侶がライトアップの広報戦略を考える会議を開き、歌を歌ってPRしようと思いつく。「歌うお坊さん編」では、三門の下で5人の僧侶が歌い、「撮影風景編」は、その様子をそろいのTシャツを着た僧侶たちが撮影するという内容。知恩院のホームページを閲覧している一般の青年のもとにベテラン僧侶が登場し、朗々と法然や寺の由緒を語る(お坊さんが現れた編)作品もある。

 10月に「知恩院公式チャンネル」に投稿した。4本目の動画で自らも出演する堀田定俊執事(71)は、「動画を見て知恩院を訪れた若者に、さらにSNS(会員制交流サイト)で拡散してもらい、参拝者が増える状況が生まれれば」と期待を込める。

【 2017年11月16日 11時50分 】

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