出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

重文指定後初「聴竹居」紅葉あでやか 京都・大山崎

聴竹居倶楽部のガイドから建物の解説を受ける参加者ら(大山崎町大山崎・聴竹居)
聴竹居倶楽部のガイドから建物の解説を受ける参加者ら(大山崎町大山崎・聴竹居)

 戦前の木造モダニズム建築の代表作とされる国重要文化財「聴竹居」(京都府大山崎町大山崎)で2日、恒例の「紅葉をめでる会」があった。重文指定後初の開催で、多くの人が訪れてモミジの赤に囲まれた建物に見入った。

 管理を担う一般社団法人「聴竹居倶楽部(くらぶ)」が新緑と紅葉の時季に行い、予約不要で建物を見学できる。

 来場者は、外から涼しい風を取り入れる土管「クールチューブ」や太陽の高さを計算して作られたひさしなど、随所に施された工夫について倶楽部メンバーから説明を受けた。縁側一面のガラス窓には、庭園のモミジが広がり「きれい」と感嘆の声が上がった。

 三島桃子さん(47)=大阪府島本町=は「細部までこだわりを感じた。紅葉も見られて満足」と話した。

 聴竹居は、京都帝国大教授を務めた建築家、故藤井厚二が1928年に建てた自邸。環境工学を取り入れた和洋融合の名建築として名高い。7月31日付で重文指定の告示を受けた。

【 2017年12月03日 11時29分 】

ニュース写真

  • 聴竹居倶楽部のガイドから建物の解説を受ける参加者ら(大山崎町大山崎・聴竹居)
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース