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山下達郎さん再び京都・拾得に 「帰れ」ヤジ因縁の場所

 シンガー・ソングライターの山下達郎さん(65)が、京都市上京区のライブハウス「拾得(じっとく)」で3月に公演を行うことが決まった。約44年前に山下さんが出演した際、観客から「東京に帰れ」などとヤジを飛ばされたという因縁の場所だけに話題を呼びそうだ。

 公演は「山下達郎 Special 2Days」と題し、3月16、17日の両日午後6時半からある。キーボードの難波弘之さん、ベースの伊藤広規さんとの3人編成になる。

 拾得が酒蔵を改装して1973年に開店して間もないころ、山下さんは当時結成したばかりの「シュガー・ベイブ」のメンバーとして大貫妙子さんらと出演した。舞台上で東京から来たバンドであることを語った際に一升瓶を抱えた観客からヤジが飛んだとされ、山下さんはその後のインタビューや2016年のロームシアター京都公演でも若き日の思い出として語っていた。

 拾得のオーナー寺田国敏さん(69)は「悪気のない関西のノリだったと思うが、達郎さんが苦い体験として振り返っているのを耳にするたびに心苦しい気持ちだった」と話す。今回、山下さんの所属事務所から公演の申し出があったといい、寺田さんは「とても光栄」と応じたという。

 山下さんは4日放送のFMラジオ番組「山下達郎サンデー・ソングブック」で公演決定を公表し、「思い出深い拾得…」と語った。

 指定席1万円、立ち見8千円。チケットは3月4~6日にイープラスで申し込み、抽選で決まる。

【 2018年02月07日 15時05分 】

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