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京都の食文化未来探る 杉本彩さんらがパネル討論

京都の食と文化のあり方を議論するパネリスト(京都市東山区・ウェスティン都ホテル京都)
京都の食と文化のあり方を議論するパネリスト(京都市東山区・ウェスティン都ホテル京都)

 2021年度までの文化庁京都移転を見据え、京都の食文化のあり方を考える催し「食と文化のつどい」が23日、京都市東山区のホテルであった。料亭や和菓子製造、製茶会社の経営者や女優、狂言師ら5人が文化としての食の未来について議論した。

 京都商工会議所の食品・名産部会が主催し、約400人が参加。京都に先行移転した文化庁地域文化創生本部(同区)の松坂浩史事務局長が「文化庁は文化財保護や芸術振興をしてきたが、今後は食も文化として取り組みたい」とあいさつした。

 パネル討論では、女優の杉本彩さんが京料理について「余計なものをそぎ落としている」と分析。狂言師の茂山千三郎さんも「空間づくりを大事にする点で狂言と共通する」と述べた。

 食と文化の関わりについて、製茶会社の福寿園(木津川)の福井正興社長は「食や器を通じて人がつながり文化が生まれる」と指摘。京料理「木乃婦」主人の高橋拓児さんは「花見や舞と連動させるなど、美意識を伴う食が増えてもいい」と提言した。和菓子の俵屋吉富の石原義清社長は「文化庁移転を機にレベルを上げ、世界に発信したい」と意気込んだ。

【 2018年02月23日 22時14分 】

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