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京都・高台寺にマリア像浮かぶ 「宗教越え平和を発信」

春の夜間特別拝観を前に試験点灯され、方丈前庭に映し出されたマリア像(6日午後6時半、京都市東山区・高台寺)
春の夜間特別拝観を前に試験点灯され、方丈前庭に映し出されたマリア像(6日午後6時半、京都市東山区・高台寺)

 京都市東山区の高台寺で6日夜、春の夜間特別拝観の試験点灯が行われた。宗教や文化の違いを越えて平和の尊さを訴える映像が、方丈前庭の白砂上や勅使門に映し出された。

 試験点灯では、プロジェクションマッピングを駆使した約4分間の映像が投影された。重厚なクラシック音楽にのせて、同寺所蔵の壁掛けに描かれたキリストの母マリアや、百鬼夜行絵巻に登場する妖怪、えんま像が次々と現れる。一つの映像にキリスト教や仏教の象徴が共存することで、融和や平和の大切さを説く。

 後藤典生執事長(69)は「高台寺には約400年前からキリスト教に由来する壁掛けが大事に保存されてきた。投影を通じ平和を発信したい」と話した。

 夜間特別拝観は9日~5月6日までの午後5時~9時半(受け付け終了)。拝観料が必要。

【 2018年03月06日 19時33分 】

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