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京都「大江山連峰トレイル」開設へ 天橋立や雲海望む13ルート

設定されるトレイルから見える大江山連峰。秋になると紅葉が楽しめる=与謝野町温江、大江山鬼っこの会提供
設定されるトレイルから見える大江山連峰。秋になると紅葉が楽しめる=与謝野町温江、大江山鬼っこの会提供

 京都府北部の4市町にまたがる大江山連峰を巡るトレッキングルートが17日、開設される。住民団体と府が「大江山連峰トレイル」と名付けて豊かな自然や文化をPRし、国内外の観光客誘致につなげる狙いだ。ルートからは天橋立や雲海、滝、棚田などが望め、ルートマップ販売やガイド養成を行っていく。

 大江山連峰一帯は2007年に誕生した「丹後天橋立大江山国定公園」内にあり、ブナの原生林や紅葉が楽しめ、酒吞童子の鬼伝説にまつわる史跡が残る。

 ルート開設は連峰一帯で観光案内などを担う「大江地域観光案内俱楽部」(福知山市)や「大江山鬼っこの会」(与謝野町)など四つの住民団体と府が登りやすい山道を選定。4団体は大江山連峰トレイルクラブを結成し、観光ツアーガイド養成やルートの維持管理を担う。

 主なルートは、連峰西の赤石ケ岳(736メートル)から最高峰の千丈ケ嶽(832メートル)を通り、赤岩山(669メートル)に至る「赤赤縦走路」(16キロ)。江戸時代に宮津藩の参勤交代に使われ、石畳が残る「今普甲道」(10キロ)、落差78メートルの七つの滝が連なる今福の滝(宮津市)を通る道など計13ルートを設ける。所要時間や距離を記したルートマップ(500円)を府内の書店で販売して収益費を登山道補修にあてる。

 17日に開設記念シンポジウムを福知山市大江町河守の大江町総合会館で午後1時から開く。日本ロングトレイル協会(長野県)や地元の関係者らが、トレイル観光の可能性について講演やパネルディスカッションする。翌日は3キロの山歩きやガイド養成講座を行う。

 府中丹広域振興局は「大江山連峰の資源を生かして観光による継続的な地域発展を目指したい」としている。申し込みが必要で問い合わせは同局0773(62)2031。

【 2018年03月09日 16時00分 】

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  • 大江山連峰トレイル
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