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アロハ桜の由来、後世に 京都・舞鶴で元米兵らと植樹

アロハ桜の近くに苗木を植える野口さん(右から4人目)とアラカキさん(同3人目)ら=舞鶴市・共楽公園
アロハ桜の近くに苗木を植える野口さん(右から4人目)とアラカキさん(同3人目)ら=舞鶴市・共楽公園

 終戦後の京都・舞鶴に駐留した米軍部隊の日系2世兵士が市民を励ますため贈り、共楽公園(舞鶴市余部上、余部下)に1950年に植えられた「アロハ桜」の由来を後世に伝えようと同公園で10日、桜の苗木の植樹が行われた。日系2世の元米兵も加わり、日米友好を願った。

 アロハ桜は4本が現存。老化が進んでおり、米ハワイに桜の苗木を贈る活動をしている主婦野口典子さん(57)=大阪府東大阪市=らが昨年12月に保存会を設立し植樹を企画。約50万円の寄付を集め、新しい苗木10本と案内板を用意した。

 この日は約50人が参加し苗木をアロハ桜の近くに植えた。舞鶴での駐留経験があるハワイ在住日系2世グレン・アラカキさん(92)さんは「当時を思い出し涙が出た。この歴史を伝えていってほしい」と語った。

 野口さんは「ハワイにも同じ種類の桜を植え、友好平和の姉妹桜にしたい」と話していた。

【 2018年03月11日 10時55分 】

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