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カニの恩返し、蟹満寺で蟹供養 京都、料理店からも参列

手水鉢にサワガニを放つ参拝者(木津川市山城町・蟹満寺)
手水鉢にサワガニを放つ参拝者(木津川市山城町・蟹満寺)

 カニが恩返しをする今昔物語集の説話で知られる京都府木津川市山城町綺田の蟹満寺(かにまんじ)で18日、「蟹供養放生会」が営まれた。カニを扱う料理店経営者らが参列し、サワガニ約300匹を境内で放った。

 農家の娘に求婚したヘビを、娘に助けられたカニが退治し、死んだカニとヘビを弔って建てた観音堂が寺の起源とされている。

 毛ガニやマツバガニが供えられた蟹供養塔前で中野泰倫住職らが読経した後、参列者が器に入ったサワガニを手水(ちょうず)鉢に放ち、手を合わせた。参列した「かに道楽」の門田圭史営業班長(41)は「カニをはじめとする全ての命を大切にという気持ちを新たにした」と話していた。

【 2018年04月19日 17時24分 】

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