出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

イッツ・ア・スモール「京都」ワールド 京都の名所、匠が模型に

伏見稲荷大社や自身の生家などのミニチュア模型を紹介する藤井さん(京丹波町曽根)
伏見稲荷大社や自身の生家などのミニチュア模型を紹介する藤井さん(京丹波町曽根)

 伏見稲荷大社や平等院鳳凰堂など、京都府内の神社仏閣を精巧に再現したミニチュア模型展が京丹波町曽根の道の駅「京丹波味夢の里」で開かれている。大工だった京丹波町升谷出身の男性が匠(たくみ)の技を生かして制作した作品で、訪れた人の目を楽しませている。

 制作したのは藤井勉さん(77)で、現在は京都市北区に住む。軍艦の模型を作っていた親戚の影響を受けて、2006年ごろから趣味で始めた。現場に足を運び、寸法を目測で測り、撮影した写真などを元に図面に書いた。ノミやカンナなどを使って、木材や発泡スチロールを加工し、模型に仕上げている。

 今回は5作品7点を展示する。伏見稲荷大社(伏見区)の模型は本殿や拝殿、境内のキツネの石像なども表現している。このほか、国宝の平等院鳳凰堂(宇治市)や、いけばな発祥の地とされる六角堂(中京区)なども並ぶ。藤井さんの生家を表現した作品もあり、幼少期の記憶を元に、かやぶきの古民家や牛小屋を細かく再現している。

 藤井さんは「自分の感覚でアレンジしながら模型を作るのが楽しい。かつて京丹波にあった風景もしのばれる、地元の人たちに見てほしい」と話す。入場無料、5月8日まで。

【 2018年04月26日 12時40分 】

ニュース写真

  • 伏見稲荷大社や自身の生家などのミニチュア模型を紹介する藤井さん(京丹波町曽根)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

    観光・社寺のニュース