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京都市の客室、1年で4500室増 簡易宿所が拡大

京都市内の宿泊施設客室数の推移
京都市内の宿泊施設客室数の推移

 京都市内の宿泊施設の客室が2017年度に4532室増え、既存施設と合わせた総計が3万8千室を超えたことが、市の集計で19日までに分かった。外国人観光客の増加を背景に、ゲストハウスやホステルなど低料金の「簡易宿所」が1年で3千室以上開設され、全体を押し上げた。

 旅館業法に基づいて許可した施設を集計した。無許可で運営している民泊施設などは含まれない。

 市によると、17年度末の総客室数は3万8419室で、前年度から13・4%増えた。内訳はホテルが最も多い2万3899室(前年度比6・5%増)、旅館が5273室(同0・8%減)。簡易宿所は9247室と1・5倍に増えた。

 近年の訪日観光ブームを受け、市内では宿泊施設の開業ラッシュが続いている。14年度末からの3年間で見ても、増加した客室は総計9230室に上り、率にして31・6%増となる。

 中でも簡易宿所は客室数などの規制が緩く、既存の建物の活用などで費用も抑えられるため、町家や賃貸マンションを改装したゲストハウスなどが次々に開業している。ホテルも、宴会場を設けない宿泊特化型の施設がJR京都駅や観光地の周辺で建設が活発だ。市内のホテルは17年度に29施設増えて計211施設となり、初めて200施設を超えた。

【 2018年05月20日 11時30分 】

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