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祇園祭の縄作り、追い込み作業 京都・福知山、鉾建てに

祇園祭の鉾建てに使われるわら縄(福知山市三和町友渕・田尻製縄所)
祇園祭の鉾建てに使われるわら縄(福知山市三和町友渕・田尻製縄所)

 京都府福知山市三和町友渕の田尻製縄所で、祇園祭の鉾建てに使われるわら縄作りが急ピッチで進められている。今年は800玉(1玉約100メートル)を、来月初旬までに納入予定で、従業員は最後の追い込みに精を出している。

 山鉾の土台に当たるやぐらの組み立てには、縄で柱を縛り固定する伝統技法「縄がらみ」が用いられる。同製縄所では、20年以上前から祇園祭用の縄を手掛け、京都や福井の問屋に納入している。

 作業場では、北近畿一円から集められた約4トンのもち米のわらからくずを取り除き、芯のみの状態に加工。独自の改良が加えられた「縄ない機」で数本のわらを編み込み、強度と滑らかさを両立した太さ約11ミリの縄に仕上げている。

 田尻太代表(67)は「日本を代表する祭りにふさわしい縄を作るため、今後も技術を改良していきたい」と話している。

【 2018年05月31日 09時00分 】

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