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庭に鳴き声とピアノの調べ 京都・法然院で共生の催し

絶滅が危ぶまれる生き物をテーマにしたピアノ曲に聴き入る来場者たち(23日午後6時10分、京都市左京区・法然院)
絶滅が危ぶまれる生き物をテーマにしたピアノ曲に聴き入る来場者たち(23日午後6時10分、京都市左京区・法然院)

 生物との共生のため感性を育もうとする催し「感性と共感の環境学『ゼツメツキグシュノオト』を聴きませんか」が23日、京都市左京区の法然院であり、絶滅が危ぶまれる動植物をテーマにしたピアノ曲の演奏や対談を通じ、来場者が自然との寄り添い方を考えた。

 論理的、科学的に環境問題を理解するだけでなく、感じる力が生物を守る行動につながるとの考えから、総合地球環境学研究所(北区)が開いた。

 「ゼツメツキグシュノオト」は、沖縄県在住のイラストレーター茂木淳子さんの絵と詩に作曲家の春畑セロリさんが曲をつけたピアノ曲集。約60人が集まった会場では、ナゴランやイリオモテヤマネコなどの名前がついた曲が披露された。

 続いて、来場者は森に続く庭を眺めながら、キビタキやモリアオガエルなどの鳴き声に耳を傾けた。春畑さんや茂木さん、同研究所の阿部健一教授(環境人間学)の対談もあり、「生物多様性では生物がバラバラにたくさん生きているのではなく、つながっていることが大切」などと語り合った。最後に再びピアノ曲が演奏され、参加者は時折目を閉じながら聞き入った。

【 2018年06月23日 23時34分 】

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