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長刀鉾稚児、祭りの無事祈る 京都・祇園祭が幕開け

夏の強い日差しの中、朱傘を差し向けられながら社殿の周囲を巡る稚児の小林勇太朗君(1日午前10時30分、京都市東山区・八坂神社)
夏の強い日差しの中、朱傘を差し向けられながら社殿の周囲を巡る稚児の小林勇太朗君(1日午前10時30分、京都市東山区・八坂神社)

 日本三大祭りの一つ、祇園祭が1日開幕した。京都市東山区の八坂神社では、前祭(さきまつり)巡行(17日)で先頭を行く長刀鉾の稚児や禿(かむろ)が「お千度の儀」に臨み、祭りの無事を祈願した。

 午前9時50分、稚児の同志社小3年小林勇太朗君(8)は、補佐役の禿の同小3年大岩勇仁君(9)、立命館小3年伊東諒君(8)とともに神社を訪れた。

 おしろいに口紅を差し、今年新調された夏草秋草散らし文様の「涼み衣装」に袖を通した小林君は、長刀鉾保存会の役員とともに今年の稚児を務めることを神前に報告した。さらに社殿の周囲を時計回りに3周し、拝礼した。

 京都地方気象台によると、この日は午前9時に気温が30度を超える暑さとなった。小林君は、強い日差しを遮る朱傘を差し向けられながら、境内をゆっくりと巡った。

 各山鉾町では神事始めの「吉符入り」が行われた。夜には祇園囃子(ばやし)を練習する「二階囃子」も聞こえるようになり、祭りの時期の到来を感じさせた。

【 2018年07月01日 23時13分 】

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