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京都観光の日本人46%「残念」 宿泊客数過去最多、日帰り客減

京都観光の残念度(上位4つ)
京都観光の残念度(上位4つ)

 京都市は4日、2017年の観光総合調査の結果を発表した。市内の宿泊客数は国内外の観光客とも好調で、前年比10%増の1557万人と過去最多を記録した。一方、日帰りを含む全観光客数は2・9%減の5362万人で、2年連続マイナスとなった。観光客のアンケート結果で「残念度」が高い項目として「人が多い、混雑」が高水準となるなど、日本人観光客に不満の声が広がっている。

 宿泊客数は、日本人が9%増の1204万人、外国人が11%増の353万人。民泊やホテルなど宿泊施設の大幅増が要因という。観光消費額は1兆1268億円となり、2年連続で1兆円を超えた。

 日本人で、残念なことがあったと答えた人の割合は46%とほぼ半数に達し、前年比2・1ポイント上昇した。残念度が高い項目として挙がったのは「人が多い、混雑」(17・1%)が最も多く、「人が多くてゆっくり楽しめない」「バスがいつも満員で乗れないことがある」といった意見が寄せられた。外国人観光客や交通のマナー、公共交通機関の分かりにくさが続いた。

■京都市除く府域は観光客増

 京都府の調査では、2017年に府域を訪れた観光客数は前年比0・6%減の8687万人だった。2年連続のマイナスで、京都市の減少が響いた。京都市を除く府域では5年連続で前年を上回り、3・3%増の3324万人となった。「お茶の京都」のPRや観光施設の整備効果などで、南山城村や和束町で観光客数と消費額が大幅に伸びた。

【 2018年07月04日 23時50分 】

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