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かつて神幸祭に参加、武者行列の甲冑展示 京都・祇園祭

大将や御使武者と呼ばれる甲冑が並ぶ会所「弓箭閣」(京都市東山区弓矢町)
大将や御使武者と呼ばれる甲冑が並ぶ会所「弓箭閣」(京都市東山区弓矢町)

 かつて祇園祭の神幸祭に参列していた武者行列の甲冑(かっちゅう)を展示する「弓矢町武具飾(かざり)」が15日、京都市東山区弓矢町で始まる。松原通の川端東入ルから大和大路東入ルの民家や商店、町会所などにいかめしい武具が並ぶ。

 弓矢町の住民は武者行列を組み、1966年まで還幸祭(24日)、74年まで神幸祭(17日)の神輿(みこし)に先だって警護役として歩いていた。しかし人手不足や経済負担の大きさから75年以降は町内で武具飾を行うのみとなっている。

 町内10カ所で展示される。会場の一つで会所の弓箭閣(きゅうせんかく)には「大将」や「御使(おつかい)武者」などと呼ばれる4領の甲冑が飾られる。企画に携わる岡部平八郎さん(79)は「町内の住民でも武者行列をしていたことを知る人は少なくなってきた。多くの人に弓矢町の歴史を知ってもらいたい」と話す。17日まで。無料。

【 2018年07月15日 14時00分 】

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