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応仁の乱前の「山鉾分布図」 役行者山保存会、壁飾りを販売

応仁の乱前からの山鉾分布図を記した絵図をもとに作ったタペストリー(京都市中京区)
応仁の乱前からの山鉾分布図を記した絵図をもとに作ったタペストリー(京都市中京区)

 祇園祭の役行者(えんのぎょうじゃ)山保存会(京都市中京区室町通三条上ル)は、所蔵する掛け軸の地図「祇園会山鉾分布図」をプリントしたタペストリーを制作した。室町時代の応仁の乱以前に存在した山鉾が描かれた地図をそのままデザインとして使い、後祭の宵山期間中(21~23日)限定で販売する。

 役行者山は、応仁の乱以前から祇園祭の山鉾巡行に参加している。掛け軸の地図は町内に代々伝わっていて、毎年祇園祭で展示してきた。いろいろな山鉾の名前があって面白いと評判で、昨年初めてタペストリーを試作し販売。人気が高かったため、今年は正式に販売することにした。

 風呂敷にも使えるタペストリーは、約90センチ四方。現在残る役行者山などの山鉾をはじめ、復興を目指す鷹山の名前もある。応仁の乱以降に消失した山鉾が多く、「弓矢ほこ」や「だるまほこ」、「なすの與一山」や「ひむろ山」「ゑびす山」「おかひき山」など今はない名前も見られる。かつて二条通から五条通までの間にあった無数の山鉾の位置がよく分かり、楽しめる。

 1枚2千円。

【 2018年07月20日 08時30分 】

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